行政の問題を扱います。医療・福祉が後退するなかで、本人の生活にとって必要な福祉が窓口で引き裂かれることが多いです。ここではそれらの問題について、具体的な交渉経過も含め掲載していきます。
注意:ここで掲載していることは情報の公開に過ぎません。行政を中傷するつもりもなんら悪意もありません。ただただ問題点を提起することで、その解決と福祉の増進を願っているものです。多くの人は自分のことや自分の属する組織ををよく言われないと反発します。しかし、その反発は無意味です。自己を正当化するためだけの行為で当事者の福祉の増進にはつながりません。1940年代にスウェーデンでイーバルロー・ヨハンソンが初めて老人ホームで高齢者が虐待されていると著したとき、老人ホームもそれを否定し、自治体も彼をうそつき呼ばわりしました。福祉の成熟していない組織では最初はそれが普通でした。次第に成熟していくにしたがって、批判があれば提言と捉え、告発があれば改革と捉えられるようになりました。私は各自治体もその構成員も、そうなってほしいといつも思っています。ですから、ここでの言葉は少しきついかもしれませんが、高齢者や障害者当事者の立場になって考え、感じていただきたいと思います。
生活保護関係
生活は苦しいです。最後の手段としての生活保護を申請しても、認められることは少ないです。それで、申請などについて、実践例などを報告。
介護保険関係
介護保険とは、介護を保障したものです。北欧などのように生活や住宅までは保障されていません。松前町は予算に比べての実績が少なく、つまり認められるサービスが他の市町村よりも少ないのでサービスを必要としているお年寄りにとっては住み難いかもしれません。その分、サービスを必要としないお年寄りにとっては保険料が安いです。でも、これらのお年寄りはいずれはサービスを使います。医療保険でも同じですね。どちらかというと、福祉 予算が少な目の町です。
障害者対策関係
障害者にとっても住み難い。松前町では重度訪問介護さえありませんでした。それをはじめて勝ち取ったKさんの活動などを紹介。...
高齢者の住宅
自宅で住み続けていくためには、住宅問題は欠かせません。
以前の福祉研修
1999年に訪問したやごろう苑と喜楽園